昆虫のブリーダーは難しい?
ペットというとすぐに思い浮かぶのは猫や犬や小動物たちですが、中には昆虫を好んで飼育する人もいます。
苦手な人も多いかもしれませんが、昆虫もいろいろな特徴のある生き物で、好きな人にはたまらない魅力があります。
昆虫のブリーディングに関してポイントをまとめてみました。
目次
昆虫のブリーディングに資格は必要?
まず先に昆虫のブリーディングに資格や法律的な手続きが必要かどうかについて話したいと思います。資格については特に必要ありません。
昆虫を繁殖させて「私は昆虫ブリーダーです」と名乗れば、ある意味ブリーダーとしてデビューしていることになります。また法律的な面ですが、特に登録しなくても大丈夫です。
哺乳類や鳥類や爬虫類などは登録対象となりますが、熱帯魚や昆虫などは対象外となります。
昆虫のブリーディングは難しい?
昆虫の人気はけっこう高く、以前国産のクワガタが1匹1,000万円の値がついたこともあるほどです。こうした値の付き方を見ると昆虫人気の底力を感じますが、かといって昆虫の繁殖をすれば大儲けできるかというとそういうわけではありません。
昆虫のブリーディングは厳しい面があります。まず徹底した温度管理をして、その種の本来の生育環境に合わせてあげる必要がありますし、菌糸やマットなど、住居環境も整えてあげないといけません。
なかなか個人のレベルで取引先をしっかりと確保するのは難しいでしょう。趣味の延長線上としてブリーディングを楽しむというのが少なくないパターンです。
ただし比較的飼育が容易と言われる種類もあるので、まずはそうした種類から始めていく程度であれば、十分楽しめるでしょう。
人気の昆虫の種類は?
昆虫の中で人気なのはやはりカブトムシとクワガタです。子どものころに追いかけていたこれらの虫を今でも愛している人は少なくないでしょう。
カブトムシでいえば、長い角で有名なヘラクレスオオカブトや国産のヤマトカブトムシ、重厚感のあるオオクワガタ、虹のようなカラーリングのニジイロクワガタなどが人気です。
まとめ
日本における昆虫の人気には根強いものがあります。ニジイロクワガタなど女子にも人気の種類がいますが、カブトムシやクワガタを中心に高値で取引される昆虫は少なくありません。
昆虫のブリーダーを本業として行っていくのは簡単ではありませんが、まずは趣味として、そしてもしノウハウやスキルがかなり向上したのなら、いずれ取引先を見つける事を目標にできるでしょう。