爬虫類のブリーダーになる方法
多くの人は爬虫類と聞くとなんだかゾワゾワしてしまうかもしれませんが、爬虫類には魅力的な特徴がたくさんあります。
また可愛らしいものも少なくなく、人気の種類もいろいろあります。
爬虫類のブリーダーになるために必要なポイントをまとめてみます。
目次
資格は必要?
爬虫類は意外と身近な所で販売されています。爬虫類専門店もあれば、ホームセンターのペット部門で売られていることもあります。そうした爬虫類のブリーディングは誰でも行うことができます。
輸入や輸出が禁止されているのでなければ、特に売買に問題はありません。特定外来種に指定されている種で飼育も販売も投棄も禁止となっている場合もあるのでそこは注意が必要です。
爬虫類のブリーダーになるのに特に不可欠な資格はありません。ただし販売する場合は動物取扱業の登録が必要です。そしてそれに伴って動物取扱責任者を置く必要があります。
責任者としての資格を得るには、運営しようとしている動物取扱業の種別ごとに、半年間以上の実務経験があるか、運営のための知識及び技術について、1年以上教育する学校を卒業しているか、運営する知識や技術についての資格認定試験に合格しているか、という3つの条件のいずれかを満たしている事が必要です。
爬虫類ブリーディングで気をつけたいこと
犬や猫のブリーダーと違って爬虫類のブリーダーはまだマイナーと言えます。需要に関してもやはり犬猫にはかないません。
そのため、副業として爬虫類のブリーディングをすることは意識できても、なかなか本業としてやっていくのは現時点では難しいと言えるでしょう。
人気の爬虫類
人気になっている爬虫類をいくつか紹介します。
まずは「レオパ」の愛称で呼ばれる「レオパード・ゲッコー」というヤモリです。トカゲの特徴をもったヤモリで、飼育しやすく餌やりも比較的簡単です。またヒョウのような紋様がかっこよく特徴的です。
爬虫類の代名詞であるヘビも人気があります。ヘビはイメージが悪いのが玉に傷ですが、大人しく飼いやすい蛇も存在します。ボールパイソンなどが人気です。
まとめ
爬虫類が好きな人にとっては、爬虫類を繁殖させることが大きな楽しみであることがあります。爬虫類の繁殖に特に資格は必要ありません。
ただし販売などの業が関わってくると登録が必要です。爬虫類のブリーダーはまだマイナーですが、人気があるところにはあるので、掛け合わせや遺伝的な知識などを学んでチャレンジしてみましょう。