
よく、トップブリーダーという言葉を聞きます。
トップブリーダーは動物の繁殖のエキスパートですが、動物好きの人にとってはあこがれの職業の一つです。
しかし世間の人はブリーダーに対してどんなイメージを持っているでしょうか。世間の評価について調べてみました。
ブリーダーに対しての世間の評価は?
トップブリーダーという言葉が使われると冒頭で言いましたが、トップとつくと優秀なブリーダーという気がします。しかし単にブリーダーとだけ聞くと、中には悪いイメージを持つ人もいます。
残念ながら、ブリーダーとは繁殖を繰り返して、儲けに走るだけの人たちという悪評が存在するのは否定できません。もちろん正確な情報を知っている人はそんなことは思いませんが、あまりブリーダーの実態について知らない人はマイナスイメージを持つことがあります。
どうしてそんなイメージがつくかというと、悪徳業者の存在があげられます。悪徳業者は無責任に繁殖を目指して交配を行わせ、まともな世話をしません。洗ってあげたりワクチンをしてあげたりもしません。
動物たちは汚く悪臭漂う環境でおびえて過ごしたりしています。こうしたブリーダーの存在が知られるようになると、ブリーダーに対していいイメージを持たなくなるのも当然です。
まじめなブリーダーはたくさんいる
ブリーダーとして責任感を持って作業にあたっている人はたくさんいます。動物を愛している人たちが良心的に動物たちの繁殖に関わっている光景は、きちんと管理された場所であれば珍しい光景ではありません。
そういう人たちは自分の時間をフルに用いて動物たちの世話をし、知識を学びます。日本はペット後進国としばしば言われる通り、動物愛護への精神がまだ不足しているところがありますが、それでもまじめなブリーダーはしっかりと存在しています。
ブリーダーに必要なもの
ブリーダーになるためには、まず知識が必要です。知識がなければ安全な繁殖はできませんし、世話もままなりません。しつけに関しても乏しくなるでしょう。そのため、知識は絶対に習得する必要があるでしょう。
また体力も大事です。生き物相手の仕事に休日は存在しません。さらに経験も必要です。知識を実践することで、頭だけでは分からない点が把握できます。しかし何より重要なのは愛情です。動物への愛情があれば情緒の安定した動物たちになるはずです。
まとめ
ブリーダーの世間の評価は良いものばかりではありません。
悪徳業者の存在でブリーダーの評価が下がる事があるのは残念ですが、ブリーダーを目指しているのなら、少しでもその立場を良いものにできるように、責任感と知識と体力、そして愛情を持って動物に接してあげましょう。